外壁の塗り替え、失敗しない色合いの選び方!

2022年5月16日

お役立ち情報

こんにちは、住安ホームです。
外壁塗装を考えるにあたって、色選びはとても重要な要素です。
そこで今回は、外壁の色選びの際に考えるべきことや、気をつけたいポイントを解説します。
外壁の色の組み合わせを考えている方や、シミュレーションがしたい方等、外壁と屋根の色にお悩みの方はぜひご覧ください。

◆外壁の色決めの際に注意すること

外壁の色は、家の印象を決める重要なポイントです。

白や黒でクールな印象を持たせたい、ツートンカラーでおしゃれにしたい等、悩むことも多いかと思います。
しかし、これから長く住むにあたりデザイン以外にも景観や近隣への影響、メンテナンスのしやすさも考えて選ばなければなりません。

周辺住宅との色合いを考える

住宅街

まず、近隣住宅の外壁デザインはどんな色を使っているか見てみましょう。
落ち着いた色合いの外壁が多い場合、原色やパステルカラーの色を塗ると周りから浮いてしまうことになります。

近隣の方からの印象を左右する重要なポイントになる為、
目立たせたい理由が無ければ、落ち着いた景観にマッチする色を選んだ方が良いでしょう。
逆に、周りの住宅がカラフルであったり、家で習い事教室をしているので分かりやすいように目立たせたい等、
カラフルにするべき理由がある場合は、原色やパステルカラーの色をおすすめします。

景観法に気を付ける

京都では、コンビニやファストフード店の看板の色が茶系で統一されている事はご存じですか?
これは景観法によるもので、歴史的建造物が多い京都では景観を守るために自治体で定められているのです。

京都以外にも、車窓からの景観を守るためや、古都の町並みを守るため等、様々な理由により景観法を定めている自治体は多くあります。
景観法による色彩規制は様々で、「周辺環境と調和する色」「町並みを損なわない色」等、曖昧なところもあれば、数値でしっかり決められているところまで様々です。

個性的な色合いにしたい場合は、お住まいの地域の景観法を必ずチェックしてから色を決めるようにしましょう。

◆色選びのポイント

外壁は塗装をしてから約10年後が塗り替え時期です。
この10年の間で色あせや、土埃や排気ガスによる汚れの発生があります。
その為、外観をキレイに保ちたい場合は好みの色の中からメンテナンス性の高い色を選ぶことが大切です。
また、同じ色でも、見え方は条件により大きく変わることがあります。
想像していた色と違ってしまわぬよう、色選びのポイントはしっかり押さえておきましょう。

色あせ、汚れやすい色は避ける

外壁は常に紫外線、雨風、ほこり等に晒されており、時間が経つほどに目に見えて劣化していきます。
劣化を少しでも目立たないようにする為、色あせや汚れやすい色は避けた方が良いでしょう。

● 色あせしやすい色

鮮やかな色は色あせしやすい傾向にあります。

● 汚れやすい色

白・黒

コントラストが強い色は色あせしやすく、汚れやすい傾向にあります。
逆に、グレーやアイボリー、クリーム色やブラウン等の落ち着いた色は色あせも少なく汚れが目立たない傾向にあります。同時に人気色な為、住宅街の景観にも馴染みやすい傾向にあります。

もし鮮やかな色を使いたい場合は、汚れにくい、もしくは、汚れが落ちやすい塗料を使用するか、
短いスパンで塗り直す等、メンテナンスを怠らないようにすることが必要です。

時間帯で見え方が変わる

外壁の色は、時間帯や天気によって見え方がガラッと異なります。
外壁の色をチェックする際は、晴れた日の昼間の時間帯に合わせるようにしましょう。
天気が悪い日だと色が暗く見え、夕方は夕焼けで赤っぽく見えてしまいます。
また、色の見本帳を見るときも注意が必要です。
蛍光灯の光ではなく、実際に塗ったときの条件を再現して見るようにしましょう。

面積効果を考慮する

色は狭い面積より広い面積に塗られたものの方が明るく、鮮やかに映ります。これを「面積効果」といいます。
色選びの際は、実際にイメージしている色よりもほんの少し暗めの色を選ぶと良いでしょう。

まとめ
今回は失敗しない外壁の色の選び方についてご紹介しました。
この他にも屋根の色との兼ね合いを考えたり、しつこい印象にならないような調整も必要です。

ご自身一人で検討するよりもプロの業者と相談を重ねて決定することをおすすめします。

もちろん弊社では塗装の対応をしております。
プロ目線からのアドバイスや、ご相談対応をしております。
気になった方、出張費とお見積もり費は無料で行っていますので、何かあればぜひご相談くださいね!