家を長持ちさせる秘訣!先回りメンテナンスがおすすめ!

2022年5月30日

お役立ち情報

大切なマイホームも、歳月とともに劣化が進むことは免れません。
免れないからこそ、できる限りいい状態を長く保ち、安心して住み続けたいものです。
そのためには、しっかりしたメンテナンスが欠かせません。

不具合が起こってから修理をすると、思いがけず大規模な工事が必要になる場合があります。
生活に支障をきたし、出費も増えてしまいます…。

不具合が生じる前に点検を行い、劣化部分を見つけてお手頃な内に手入れをする。
それこそがメンテナンスです!

◆見えないだけに定期点検が重要な「屋根」

住宅で最も劣化しやすいのは、やはり風雨や紫外線にさらされ続ける外装部分。

雨漏りなどのトラブルは建物を傷めるばかりでなく、2次被害で室内にまで影響が及ぶ場合があります。
一番最初に雨に当たる屋根は、特にしっかりメンテナンスをしましょう!

瓦を固定している漆喰の詰め替えは10年に一度程度行っておくことをおすすめします。
鋼板屋根は定期的な塗装が必要で、怠ると錆の原因になります。
軒天や雨樋などもあわせてしっかりと確認すると◎です!

天窓がついている場合、シーリング材の打ち替えをお忘れなく。
新築してから初回メンテナンスのタイミングは、屋根材により幅があります。
焼き物の瓦は長寿命で30年以上もちますが、
下に敷いてある防水シートの劣化が早いので10年に一度程度のチェックが望ましいです!

◆「外壁」は油断して劣化を放置しがち

外壁は、屋根と同様に劣化の早い部位です。
塗装壁の経年劣化は美観を損ねるだけでなく、
下地への水の侵入を防ぐという機能性が落ちるため、最低10年に一度は塗替えをおすすめします!

タイル張りの外壁は、洗浄で汚れを落とせばとっても綺麗になります!
目地が劣化すると、中に水が侵入して腐食の原因となるの為、打ち替えましょう。

サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系があり、素材により耐久性も若干違います。
凡そ7〜10年で塗装やシーリング材の打ち替えをおすすめします!
足場を組む必要がある場合、屋根工事と同時に行えばコストの削減になります。
なかなか意識して見る機会がない外壁ですが、こまめに観察しておくことが早めの対応につながります!

◆劣化が早い水回り設備は日常的なチェックが大事

毎日のように水を使う浴室や洗面所、トイレ、キッチンは汚れが溜まりやすく、劣化も進みやすいため、
お掃除のついでに日常的なチェックをおすすめします!

ちなみに、水廻りは最低でも10年に一度程度のメンテナンスが必要といわれています。
給湯器の寿命は10年前後なので、あわせて他の水回りも定期的な点検し、必要な補修を行うといいでしょう。

設備自体は20年程度で交換となるケースが多いようです。
設備は便利機能や進化、清掃性の向上が目覚ましいので、交換すると暮らしの質がアップしますよ!
節水・省エネといったエコ性能が付加された商品も多いので、ランニングコストの節約にもつながります!

排水管は、長年使ううちに油や洗剤の溶け残りが溜まり、悪臭や詰まりの原因にも…。
定期的に洗浄をしておくと大事を回避でき、安心です!

まとめ

どの部位に関しても劣化しないものはなく、定期的なメンテナンスが前提となります。
自分でできる範囲のメンテナンスは短い間隔で行いながら、ある程度経ったら外壁や設備、水廻りリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?
メンテナンス不要を謳う建材でも、例えば隙間を塞ぐための別の素材は劣化が早く進んだりする為、やはり油断は禁物です。

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