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2022年3月30日
お役立ち情報
こんにちは、住安ホームです。
今回は、持家の方には特に読んでもらいたいお役立ち情報となっております。
木造建築である一般住宅では、最も警戒しなければならない事があります!
それが今回ご紹介する シロアリ についてです!実際、地震が起きた時に2階のベランダが崩れ落ちてしまい、
洗濯物を干していた主婦が亡くなってしまった事例なども起きており、その原因となった犯人が シロアリ でした。
もちろん家屋の倒壊という悲劇自体滅多に起きることではありませんが、シロアリよって床の崩落や家の傾き被害など、深刻な被害が全国各地で起きています。
シロアリとアリは見た目も似ており、非常によく似た社会組織を作りますが、
アリは女王を中心とした巣を形成し、一方でシロアリは女王(雌)と王(雄)が一対になって巣を形成します。
しかし、アリとシロアリにはとても大きな違いがあります。
それは、シロアリは ゴキブリの仲間 で一般に見る黒いアリとは全く別種類の昆虫なのです。
それどころかアリはシロアリを捕食するため、シロアリにとって天敵とも言える存在です。
ちなみに、シロアリは【昆虫網ゴキブリ目シロアリ科】に属する昆虫の総称で、日本では大きく2種類が有名です。
全国90%以上の地方で確認されており、日本で最も広く分布しているシロアリです。
被害数もシロアリ被害の80%~90%を占めており、最も数多く生息していると言われています。
ヤマトシロアリは土の中など湿った環境を好み、寒さに強く枯れ木の中で生息し、その周辺を食べながら巣を広げていきます。主に家の床下などに生息しています。
決まった場所に巣を作る能力が無く、餌となる木そのものが巣となる為、結露や湿気の多い建物ではその被害が天井まで及ぶこともあります。
イエシロアリと比べると加害速度(木が食べられる速度)は遅めですが、時には湿った畳や段ボールなども食します。
ヤマトシロアリは水を運べない為、常に湿った木材や地中で生息することが多く、主に地中から家屋に浸入します。
家の土台や柱の下部、お風呂や洗面所、キッチンなどの水廻りに被害を及ぼすのが特徴です。
寒さに弱く、太平洋側の温暖な地域に生息するシロアリです。
食害のスピードが速く、世界の中でも被害が最も大きくなる害の激しいシロアリとして知られています。
太陽の光や風通しの良い場所を嫌う性質があり、暗くて湿気の多い場所に生息しています。
見た目はヤマトシロアリに似ていますが全体的に身体が大きい傾向にあります。
建物の地下や土の中、または少し離れた庭先の木などに木くずや土で固めた大きな巣を作ります。
本巣を中心に各所に分巣を作り、その個体の数は100万匹に達することも・・・。
巣を拠点として活動していくのですが、乾燥に弱いながらも水を運べる為、木や柱を湿らせながら場所を選ばず家全体を加害していきます。
その被害は大きく食害のスピードも速い為、イエシロアリに住みつかれてしまうと建物全体に大きなダメージを食らいます。
シロアリの活動時期は概ね4月から10月の湿気の多い季節です。
活動時期には郡飛【ぐんぴ】と呼ばれる、数百匹ほどの羽アリが畳や床の隙間から飛び立つ行為で住処を移動します。
それ以外にも地中を移動し、床下土中に埋まっている木の根や古株で繁殖し、基礎コンクリートや柱、時には給排水管を伝って建物の中に侵入してきます。
餌を求めて活動する為、その活動工程でコンクリートを噛み砕いていくことがあるのです。
つまり、床下がコンクリートだからといって100%安心は出来ないという事です。
シロアリの被害にあわないためには、定期的な予防が必須です。
すぐにでも自分でできる対策方法としていくつかご紹介します。
地中から侵入してくるシロアリに対して・・・
羽アリなど野外から侵入してくるシロアリに対して・・・
等により、簡単ではありますが予防することが出来ます。
いかがでしたか?
今回はシロアリについてまとめました。
何事もそうですが、「家は大丈夫!」と、点検もせずに放っておく事が一番被害を大きくします。
ご近所で『シロアリが出たという話を聞いた』や、『シロアリの駆除をした!』、『最近床が沈んだりブヨブヨする・・・』など、少しでも心当たりあれば、点検を強くお勧めします。
また、弊社でももちろん対応可能です!
ぜひ一度、住安ホームをお試しください!弊社では自信があるからこその出張費、点検費、見積費を完全無料
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