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2022年3月16日
お役立ち情報
こんにちは、住安ホームです。
ゲリラ豪雨と呼ばれる、正式名称「局地的大雨」「集中豪雨」。
近年、雨が降るとゲリラ豪雨になることが多く、住宅被害も増えています。
その住宅被害とは何なのか、下記の4点が想定されます。
順番に対策とともに詳しく見ていきましょう。
豪雨による住宅被害と聞いて、真っ先に浮かぶのは雨漏りではないでしょうか。
意外と盲点ですが、雨漏りは天井からだけでなく、窓付近の壁からも考えられます。
▼雨漏り対策
ゲリラ豪雨による雨漏り対策としては、屋根や外壁のメンテナンスを定期的に行うしかありません。
屋根や外壁は普段じっくり見ることが少ない場所ですが、数年経っていると表面に施工された防水塗装がはがれていることがあります。
また、天窓はゲリラ豪雨が降った場合、雨漏りのリスクが高くなるため、初期からきっちり施工しておく必要があります。
▼自分でできるメンテナンス
屋根を自分で確認する方法もありますが、危険ですので基本は業者にお願いしましょう。
自分でできるメンテナンス範囲の最大は、雨樋です。
雨樋には短時間に降る大雨をさばく能力はありません。
ゴミなど少しでも詰まりがあると溢れ出て雨漏りが起こったり、破損したりする可能性があります。
定期的にゴミ等を取り除いて、雨漏りがないかどうか、きちんと排水されるか確認しておきましょう。
短時間に集中して降雨量が多くなると心配なのが床下、床上浸水です。
床上浸水する確率はまだ低いですが、床下浸水は毎年各地域で発生しており、弊社へのご相談も毎年頂きます。
床下浸水とは、住宅コンクリートの基礎部分にまで水が至った状態のことを言います。
新築の際にはハザードマップで浸水予想を確認しておきましょう。
▼浸水対策
ハザードマップで調べて床下浸水の可能性がある場合は、事前に床を高くする ピロティ式 にしておくなど対策の対策が必要です。
ただし、ピロティ式の住宅は地震に弱いというデメリットもありますので、建築業者さんと十分に話し合って最善の設計を選択しましょう。
ゲリラ豪雨が降ると、想定している雨量を大幅に超えてしまい排水処理が追い付かないことがあります。
時々マンホールから突然雨水が噴き出しているニュースがありますが、
敷地内の排水が詰まっていたりすると庭などの排水溝で噴き出しが起こる可能性もあります。
▼排水対策
排水溝は、枯れ葉やゴミなどが詰まらないよう定期的にメンテナンスをしておくことが大切です。
また、生活排水の油で詰まりかけている場合もある為、排水の様子がおかしい等あれば様子見せず業者に依頼しましょう。
土砂崩れのリスクが高い立地は、建築当初からある程度想定ができます。
ハザードマップで 土砂災害警戒区域 や 土砂災害危険箇所 とされているところは、危険区域です。
とはいえ、想定できたとしても私有地でない限りご自身で勝手に工事をすることはできません。
地域の自治体へ対策を依頼しても何も対策がなされない場合、ゲリラ豪雨はもちろん、長期の雨予報や大雨などに十分警戒して、いつでも避難できるよう事前に準備をしておくことも大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はゲリラ豪雨への対策についてお話ししました。
ゲリラ豪雨は突然降りだすため、急に対策を行うことはほぼ不可能です。
多く発生する梅雨から台風シーズンに備えて事前に十分対策をしておくことで、被害を最小限に抑えましょう。
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