お家にひび割れが起きる理由とひび割れの種類について

2022年4月27日

お役立ち情報

こんにちは、住安ホームです。
今回は、ご相談に多い家のひび割れについてご紹介していこうと思います。

ひび割れは屋根、壁、駐車場のコンクリートやベランダの床等、至る所で発生します。
場合によっては、リビングの壁やお風呂場の内壁でも発生することがあります。

何故ひび割れが発生するのか、ひび割れを放置するとどうなるのか、そちらをご紹介します!

◆何故ひび割れが発生するのか?

建物の外壁や内装、基礎などに発生したひび割れ(亀裂)の事をクラックと呼びます。
これは、英単語のcrackが由来です。

このクラックには主に4つの種類があり、その発生原因も様々です。

乾燥クラック
発生原因:モルタルなどの水を含む壁材が乾燥して水分が蒸発し、収縮することで発生。

構造クラック
発生原因:台風や地震等、何かをぶつけてしまったというような強い衝撃や、家の傾きなどで発生。

縁切りクラック
発生原因:モルタルなどで壁を作る際に通常では一気に壁を仕上げますが、雨などの影響により途中で中断せざるを得ない場合、
     再開した箇所と中断した箇所の乾燥具合が異なり、収縮に差が生じることによって発生。

ヘアークラック
発生原因:幅0.3mm以下、深さ4mm以下の髪の毛ほどの小さなクラックのことで上記3つの初期症状や経年劣化によるもの。

この全てのクラックは放置してて良い事は何一つありません。

◆放置するとどうなるのか?

基本的に家の外壁や屋根には、雨による水の侵入を防ぐ為の塗装工事や防水工事が施されています。
しかし、クラックが発生するとその割れ目から建物内部に水が浸入してしまいます。
これが雨漏りによる漏水被害の一例です。

そして、クラック部分より雨水等の水が建物内に侵入してしまうと、様々な被害を生むことになってしまいます。
建物には鉄や木など様々な材料が使用されているため、鉄であれば雨等で濡れると錆びてしまい、木であれば腐ってしまいます。
つまり、クラックを放置するということは、放置した年数分だけ家の木部や鉄部等の老朽化を加速させてしまうのです!

場合によっては、文字通り家が骨抜き状態になり、突然壁が剥がれ落ちたり。。。
最悪のケースではベランダの倒壊なども起きてしまいます。。。

ひび割れ→水の侵入→鉄や木の腐食と連鎖すると、時には更に恐ろしい事態に発展することもあります。

その恐ろしい事態とは、、、シロアリです。
シロアリは水分を含む柔らかい木が大好物なので、特に木造建築のお家ではシロアリを呼び入れてしまう可能性が高まります。
シロアリに食べられた木はスポンジのようにスカスカになります。
もし重要な木材がそのような事になれば家そのものの倒壊の恐れも。。。

◆ひび割れを抑える為には

塗装工事をおすすめします
塗装工事の目的は家を綺麗にする事を目的とされていますが、それ以外にも家を保護する役割があります。
クラックの被害を予防し、発生時にはその症状を抑える為にも、1番重要になってくるのが適切な塗装工事なのです!

塗料選び
クラックを防ぐための1番の方法は、塗装工事です。
しかし、その塗料についても様々な効果をもっており、
お客様のお住まいの環境に最適なものを選ぶことによりクラックの被害を最小限に抑える事が出来ます。

職人の選び
施工の際に重要なのが、職人の技術力です。
現在、建築業界では職人の減少や技術継承の断絶により、職人レベルの低下が問題視されています。
どんなに良い材料や塗料を使用しても、その出来栄えは技術力により必ず差が出ます。

まとめ

築年数の長い建物では多かれ少なかれ必ずクラックがあります。
大切な家を守るためにも早期発見と対応が重要です。
しかし、クラックがあるからといって、必ずしも家全体の塗装工事を行わなければならない訳ではありません。
大きな被害に発展する前に、修繕、補修をすることで費用を抑えることもできます。

築年数が10年を超えているのであれば、クラックが発生している可能性は十分にあります。
ご自身で点検することも可能ですが、1度プロの目線で点検されることをお勧めします!

もちろん弊社では塗装の対応をしております。
プロ目線での点検対応、補修の必要がある際にはプロの職人を手配致します。
気になった方、出張費とお見積もり費は無料で行っていますので、何かあればぜひご相談くださいね!